チャンネルA | 墨で描いた三放世代 韓服を着た主人公が配達のアルバイトを
チャンネルA「ニュースA」で2016年3月19日に放映されたリポートで、<Naesoong遊園地>の展示会場で韓服を着て絵を描くキム・ヒョンジョン作家を紹介しました。
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韓服を着た20代の女性が登場する水墨画、その主人公が、ゆとりのない若い世代、いわゆる「三放世代」(恋愛・結婚・出産をあきらめた世代)の悩みを語るとしたらどうでしょうか。私たちの伝統文化を通して現実を語る20代の女性画家がいます。
見たい映画も、育児もあきらめて就職の準備をする若者、生計のためにファストフードの配達アルバイトをする若者——ゆとりのないこの時代の若者たちの自画像が水墨画に込められました。作家自身の物語でもあります。
「夢をかなえるだけでも忙しく、会社に通っていると恋愛もできず、結婚もぜいたくになってしまった私たちの自画像を表現してみたかったのです。現実は厳しいのにSNSでは幸せだと語り、ラーメンで食事を済ませながらもブランド品を欲しがる、一部の若者たちの二面的な姿も一緒に描き出しました」
絵が込めている内容はきわめて現代的ですが、表現の方式は伝統に従っています。「伝統にもう一歩近づける新鮮なきっかけをつくったという点で、差別化になっているように思います」 筆で描くのではなく、自ら染めた韓紙をコラージュ技法で絵に貼り付け、韓服の質感を表現するのが特徴です。
韓服の美しさを伝えるため、米国ニューヨークで個展も開きました。「韓服がとても美しいと言ってくださいました。競争力のある題材になったのだと気づかされました」 韓服と東洋画が現代的な感覚をまとい、新たに注目されています。